仕事をしていると、自分の不得意分野にぶつかって悩むことがある。
ぼくの場合はプレゼンだ。
あまりに経験値が少ないこともあるのだが、やっぱり緊張するし上手にできない。
というか、そもそもやり方があまりよくわかっていない。
ということで、参考となる良い記事を発見したので備忘録としてメモしておくことにする。
※引用元の「Life is beautiful」さん、ありがとうございます。
プレゼンの初心者にありがちな失敗は、
- 自分の未熟なプレゼンのテクニックを気にしすぎてあがってしまう
- 情報は多い方が良いと勘違いして、スライドをたくさんの文字で埋め尽くしてしまう
- その結果、観客に話しかけるのではなく、観客に背中を見せてスライドを読んでしまう
- 結局何が言いたいのか全く伝わって来ない
など。今日はそんな人に覚えてほしい三つのポイント。
1. 観客は「未熟なプレゼン」には寛大だが、「何を伝えたいのか分からないプレゼン」には厳しい
「自分はプレゼンが不得意」と思い込んでいる(もしくは悩んでいる)人はたくさんいると思うが、そんな人がまず覚えておくべきことは、観客が「未
熟なプレゼン」にはけっこう寛大であること。小中学生ならいざしらず、社会に出てから「プレゼンターの未熟さ」笑う人はまずいないので、心配しなくても良
い。逆に、観客が許してくれないのは「何を伝えたいのかが分からないプレゼン」。ここだけは、絶対にはずしてはならない。
2. 「自分が伝えたいポイント」を意識して、それを伝えることにだけ注力する
それを防止するためには、プレゼンの準備をする前に、まずは「自分が伝えたいポイント(できれば1つ、多くても3つ)」をはっきりと決め、「絶対にそのポイントだけは伝える」ようにスライドを作ること。基本としては、
- 冒頭のスライド一枚にそのポイントをまとめておき、「これが今日私が伝えたいことです」と宣言する
- そして、その伝えたいポイントを何枚かのスライドを使って丁寧に説明する
- 最後に、「今日、私が言いたかったポイントはこれです」とまとめのスライドで繰り返す
この形を意識すれば、プレゼンの仕方が多少下手でも、少なくとも何が伝えたいのかだけは分かってもらえる。
3. スライドの文字は極力少なくし、観客の注意は自分の方に引きつける
スライドの文字の大きさとして適切なのは30ポイント。行数でいえば6〜7行が限度だ。それ以上の文字を詰め込むことは大きな間違い。たくさんのデータに
基づいたプレゼンの場合でも、スライドに書くのは大まかなデータだけにしておき、細かな表とかは、別途紙に印刷したものを渡すこと。スライドには、文章で
はなくキーワードや図だけ置いておき、それを自分の言葉にして、観客の方を見てしゃべる。
ものすごくあたり前のことを書いただけだが、実際には多くのプレゼンが「文字だらけのスライドを読むだけで、結局何が言いたいのか全く伝わってこない」というのが現状。
スライドを読むだけで良いのならば、プレゼンなどしないでメールでスライドを送ってくればお互いに時間が節約できる。「なぜ互いに貴重な時間を使ってプレ
ゼンをするのか」を良く考えて、上の三つのポイントを意識してプレゼンをすれば誰でも「そこそこのプレゼン」はできる。
引用元: Life is beautiful